各地で走っている人気のトロッコ列車を紹介します。
北海道旅客鉄道。JR釧路支社のトロッコ列車。
その名前はJR釧路線をノロノロ運行することに由来しているんですよ。
釧路湿原国立公園を横目に、のどかな風景が流れていきます♪
夏は「湿原ノロッコ号」、秋は「紅葉ノロッコ号」と季節によって呼び方も変わります。
嵯峨野観光鉄道。トロッコ嵯峨とトロッコ亀岡の間を運転する京都で有名なトロッコ列車。
嵯峨嵐山〜馬堀間の線路の付け替えで、廃止になった保津川沿いの古い線路を使って、1991年に運転を始めました。
嵯峨野から亀岡までトロッコ列車で行って、そこからイカダで保津川を下る。
それが京都の人気観光ルートの一つです。
観光シーズンには、多くの観光客で満員になるんですよ。
黒部渓谷鉄道。もとは、黒部川の電源開発の目的で1926年に宇奈月〜猫又間で運行開始し、1937年には今の終着駅、欅平まで到達しました。
黒部渓谷トロッコ列車からは、黒部川渓谷の迫力満点の光景を望むことができます。
東海旅客鉄道。このトロッコ列車は1988年に飯田線の豊橋と中部天竜のルートで運転を始めました。
はじめはDE10形ディーゼル機関車が牽引機でしたが、1989年にはEF58形、1992年からはED18形と次々に古いタイプの電気機関車が牽引機として使われるようになったことも人気の秘密と言えるでしょう。
四国旅客鉄道。JRグループでただ一つのトロッコ列車用の新しい車両。
1997年には1両が「おおぼけトロッコ」などで走り出して、2003年になって増備車も登場し、「瀬戸大橋トロッコ」として運行開始しました。
とりわけ「瀬戸大橋トロッコ」のほうは、床などの一部がガラス張りになったりして、開放感あふれる車内になっています。
九州旅客鉄道。トラ70000形無蓋貨車3両の改造車。
2002年に大分県で開かれた「全国トロッコ列車サミット」のために再整備されて、この名前が付けられました。
また、このとき色も濃いグリーンに塗り替えられました。2003年から久大本線の南由布〜湯布院間を走っています。
コトコトゆっくりしたペースで走る。そんなイメージのあるトロッコ列車ですが、旅番組とかテレビ朝日系列で毎晩5分間だけ放送している「世界の車窓から」でしか、もしかしたら見たことがないかもしれません。
トロッコ列車って、よく知られている京都をはじめとして結構いろんな場所で走っているんですよ。
これからの季節はトロッコ列車に乗って、のんびりと旅をするのもいいかもしれませんね♪
日本でのトロッコ列車の起源は、1984年に国鉄が四国の予士線で「トロッコ清流しまんと号」を運行させたのが始まりです。
当時は、トラック型の砂利や木材などを積む無蓋貨車の車両に簡易屋根と座席を設置して、定期列車に連結しただけのシンプルなものでした。以前から運行していた黒部渓谷鉄道なども含めて、こういうタイプの列車が普及していったことから、一般的に「トロッコ列車」と呼ばれるようになりました。
ちなみに、トロッコとは、もともと砂利や鉱石などを運ぶための貨車のことで、運行を開始した当初は、その多くが貨車でしたが、貨車であるがゆえの問題もあって、現在では客車や気動車もあります。
トロッコ列車の最大の特徴は、乗客が外の空気に触れられること。
自然がいっぱいで景色がキレイな路線を走り、観光地などではツアーなどの目玉になっていることも多いですね。
安全上、スピードは出さずにゆっくりした走行が基本なので風景を楽しむには、うってつけです!列車によっては、シャッターポイントで止まってくれたりもするので、焦らずに美しい景色を写真におさめることができますよ。
また、旅客用の改造車でも貨車風の雰囲気を出すために、わざと車内の装備を取り払っているトロッコ列車もあります。飾らない田舎チックな感じもトロッコ列車の魅力ですね。
トロッコ列車の客車には主に4つの種類があります。
大人気なのが、この1列4人掛けの普通客車。窓がついてないので、抜群の開放感!肌にあたる風が気持ちいいですよ〜!
ゆったり座りたいなぁと思う人におすすめです。1列3人掛けなので、くつろげますよ。
サンルーフの付いたパノラマ客車は、大きな窓からの眺めが最高です!
窓ガラス付きで万が一、雨が降っても安心です。寒い日には暖房も入るなんて、すごく快適ですね。
これからがトロッコ列車のシーズンです。それに合わせて鉄道会社によっては、色んなイベントを開催しているところもあります。
各鉄道会社のホームページには、そういったイベント情報やトロッコに関する情報が盛りだくさんです!街中を観光して歩くのもいいけれど、賑やかな街からはちょっと離れて、トロッコ列車で自然を満喫するのもいいと思いませんか?
ぜひ、緑の匂いを感じて下さい♪